友 | 我が漂流記

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遠くなる

 学生時代からの友人が故郷に帰って行った。「俺、しょっちゅう東京に出てくるから」という明るい声が、かえって僕を寂しくさせた。僕がK君と出会ったのは、大学に入学した頃だから、もう20年以上前のことである。上京して一人暮らしをはじめたばかりで寂しいものだから、互いのアパートをよく行き来したものだ。ともに大学で映画のシナリオを専攻していたこともあり、卒業してからも、よく連絡を取りあい、悩みを打ち明けたり、ときどき会って夢を語り、励まし合っていた。そのK君が、実家の父親が経営する会社を手伝うことになり、急遽、故郷の静岡に帰ることになった。僕はK君に頼んで記念に古いローライフレックスでK君のポートレートを撮らせてもらった。いつでも会えると思っていた友が遠くに行ってしまったことで、急に僕らの過ごした青春の日々も遙か彼方に過ぎ去ったのだと実感した。
 K君が故郷の生活に慣れた頃、プリントしたK君の写真を持って彼を訪ねようと思う。

| | 13:16 | comments(0) | - |
アメリカの友人

 今回のモンゴルの旅には、一人だけアメリカから参加者があった。日本語ばかりの集団の中で浮いてしまうのではと危惧したが、杞憂にすぎなかった。彼は猛暑の中で疲れていた僕らを持ち前のユーモアで盛り上げてくれた。腹が捩れるほど笑ったのは久しぶりだった。
彼はユーモアがあるだけでなくカメラ好きだった。僕らが意気投合したのは言うまでもない。僕は、アメリカにもカメラ好きはいるのだなと思うと嬉しかった。英語で話していても、カメラや写真のことなら話していて全く苦にならなかった。僕は、もし語学を習うなら、同じ趣味を持つ外国人に習うのが一番だと思ったのであった。
| | 13:57 | comments(0) | - |
久しぶりに虹を見る
虹
 今日は千葉に行った。住まいから電車で一時間程で帰れるのだが、結婚してからは何かと忙しく帰る機会がなかった。今日は、中学時代の友人達が僕の結婚を祝って宴席を設けてくれたので、妻とともに久しぶりに帰郷したのである。駅を出て、店に向かう途中、道行く人達が、携帯電話を空に向けて何かを撮っていた。見上げると、うっすらと虹が架かっていた。久しぶりに見る虹だった。
 中学時代の友人達は温かく僕らを迎えてくれた。数年ぶりに会う友人もいたが、まるで時間の隔たりを感じないかのようにすぐに打ち解けることができた。ただ、子供の年齢を聞くと歳月が過ぎていることを感じた。あの頃は、将来に対する不安に怯えながらも、一方で皆で何かに夢中になることができた。あれから25年以上が過ぎて皆それぞれに家庭を持ち、仕事を持ち、年輪を重ねて、大人になっている。僕が映画制作に興味を持ったのも中学時代に、この仲間達と文化祭で映画を作ったことがきっかけだった。あの頃の話しは尽きなかったが、時間はあっという間に過ぎていった。再び、好奇心を呼び覚まし、夢中になることの大切さを実感したのであった。
| | 23:59 | comments(0) | - |
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