散歩 | 我が漂流記

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生麦事件とビール工場

先日、写真仲間に誘われてビール工場の見学に行った。普段、酒は飲まないのだが、工場見学に興味があるので参加したのである。待ち合わせは、京浜急行の花月園前という駅だった。工場見学の前に寿司屋で腹拵えをするとのこと。午前11時の待ち合わせだったので30分前に到着したら、まだ誰もいなかった。駅前をぶらぶら歩いたが、商店街は昭和の雰囲気が色濃く残っていて、昼間からおでん屋などが営業している。どこか懐かしい感じ。しかし、花月園とかいう楽しげな施設が何処にあるのかはわからなかった。それで、ベンチもない駅に戻って待っていると、誰かが声をかけて来た。カメラを提げた青年だった。顔に見覚えはなかったが、話をすると、ワークショップ2Bの人だった。2Bの出身者だとわかると、直ぐに打ち解けて、同期に誰がいるとか、渡部師匠の話をした。「ところで、花月園というのは何ですかね?」と聞くと、「競輪場の名前らしいですよ。もうないみたいですけど」と青年が教えてくれた。

そんな話をしているうちに、メンバーが集まってきた。ぞろぞろとカメラを提げた集団が目指した先は、「生麦」という寿司屋だった。

「生麦と言えば、あの生麦事件の生麦ですか?」と同行の人に聞くと、そうだと言う。寿司屋はまだ昼前だったので空いていた。チラシ寿司などもあったが、貝の刺身の定食にした。食事をしていたら、遅れて来た人が間違えて一つ先の生麦の駅に行ってしまい、花月園前まで戻ったのだと言いながら、追加で注文した。

食事の後、工場見学の時間まで余裕があったので、近くにあるJRの国道駅を見に行った。

国道なんて変な名前の駅だなと思ったが、戦前からある駅でタイムスリップしたような場所だった。

ガード下の薄暗い中に店があったり、古ぼけた看板がかかっていて、誰かに暗闇の中へそのまま身体ごと引き込まれてしまうのではないかと妄想するのだった。駅の側に流れる鶴見川の河川敷へ行ってしばらく撮影した後、キリンビールの工場まで歩くことになった。
住宅街の人通りの疎らな道をひたすら歩いて行く。途中で数羽のカラスが生ゴミの袋を啄ばんで撒き散らし、大変な事になっていた。この歩いている道が昔の東海道だと聞いて驚いた。そして、この通りを先に行くと、生麦事件の現場があるという。

しばらく行くと、同行のTさんが、「ここだよ」と言うので見ると、住宅の前の柵に生麦事件の概要を記した看板が貼り付けてあった。何だかとてもあっけない感じがした。

看板を読むと、島津藩の一行が通りかかったイギリス人を殺傷して、それが原因で薩英戦争が起こったことなど事件の概略が記されていた。そんな物騒な事件の起きた現場が今ではカラスが生ゴミを漁る平和な場所となっているのを見て、僕の頭の中では凄惨な「生麦事件」はカラスによる「生ゴミ事件」の映像として記憶されたのである。更に暫く歩くと、ビール工場に辿り着いた。生麦のキリンビール工場である。それでも、まだ見学まで時間があったので、生麦の踏切を見に行った。駅は京急だけだが、JRの線路などもあり、かなり距離のある踏切で渡っていると、直ぐに警告音がなってドキドキしながら渡らなくてはならないのである。そして、レトロな喫茶店を見つけて入ると、400円のコーヒーを注文した。僕はコーヒーを飲みながら、ここも横浜なんだよなと思った。
工場に戻ると、いよいよ工場見学である。係の人にバッジを貰って着けてから中に入る。ビールの原料の大麦やホップの話を聞きながら、実際に原料を手に取ってみたり、食べてみたりした。

更にビールを醸造するタンクをガラスの外から見せて貰ったりした。そして、見学の最後はビールの試飲である。

係の人がフローズンというビールの試飲ができると言ったら、参加者から歓声が上がった。そのフローズンのビールの他に2種類のビールを試飲出来るとのことで、皆、列を作った。僕はここ数年、痛風の発作を恐れて酒は飲まなかったのだが、ここまで来て一杯も飲まずに帰るのもなんだかもったいない気持ちがしてきたのである。結局、フローズンのビールを一杯だけ飲むことにした。

それまで、ビールの原料や醸造の行程を聞いた後だったことも手伝って、久しぶりに飲むビールへの期待は高まっていた。しかし、実際に飲もうと口に含んだところ、泡の塊がアイスクリームのようになっていて、なかなかビールそのものが喉へ流れて来ない。しかも冷たいので、飲むのに時間がかかってしまう。試飲は三杯まで出来ると係の人は言うのだが、制限時間はほんの少しなので、僕はフローズンを飲んだ後は、りんごジュース一杯を飲んで終わりにした。

試飲会場を出て見学をしたメンバーで記念撮影。参加したTさんが持参した8x10カメラで撮影してお開きとなった。その後、新子安まで移動して反省会。写真談義に花が咲いたのであった。
| 散歩 | 21:21 | - | - |
そこで何をしてるんですか?
 
 あれが、いつのことだったのか正確には憶えていない。ただ、そんなに昔の出来事ではないことは確かである。僕は銀座を歩いていた。そして僕は思いがけないものを発見した。黒い人影がビルにぶら下がっていた。
 僕は思わずその人影に声をかけた。
「すいません、そこで何をやってるんですか?」
黒い人影は僕の質問には答えず、ビルの壁面にぶら下がったまま身動ぎもせずに黙っていた。
しばらく見ていて僕は思った。
「きっと、登ってはみたものの降りられなくなったに違いない」
僕は写真を撮ると「それじゃ、気をつけて!」と声をかけて立ち去ったのであった。
| 散歩 | 20:20 | comments(0) | - |
秋月電子と「けっこう安い。関西風味」の謎
 
 今日も散歩で秋葉原。以前から買物や撮影で行ったことはあるが、同じ街でも散歩で行くとまた違った発見があるのは面白いことである。今日は偶然秋月電子という店を発見した。以前からネット上ではその店の存在は確認していたが、実際の店舗を見て感動した。中を覗くと、何の部品かわからない電子部品がびっしりと壁一面に展示されており、しばし、呆然とする。しかし、眺めていても買うものがない。そう思って店を出ようとした時、手前にぶら下がっていた電池に目が留まった。それはSR44というボタン電池だった。5個で500円。確か、持っている古いコンパクトカメラに使えるはずである。これを土産に購入した。

 会計を済ませて隣を見ると、「けっこう安い。」という文字が目に飛び込んできた。しかも、その脇には「関西風味」の文字が踊る。これは一体何だ?と思いながら、店の奥に吸い込まれて行った。
 結局、「けっこう安い。」店では何も買わなかったけれど、散歩としてはかなりの収穫であった。ただし、「関西風味」は謎のままである。今後、その謎を解くために散歩のついでに再び訪れてみようと思うのであった。
| 散歩 | 21:29 | comments(2) | - |
北辰社牧場跡
 
 最近、「体調はどうですか?」と聞かれることが多い。一応、「大丈夫ですよ」と答えるのだが、実は少々腰が痛い。激痛というわけでもないので生活に支障はないのだが、座っている時に時々痛みを感じる時がある。原因として思い当たる節がないではない。仕事柄椅子に腰掛けていることが多いので、長時間同じ姿勢でいる上、運動不足が原因ではないかと思うのだ。そこで、今日は休憩のつもりで散歩に出かけた。飯田橋から九段下方面を歩いている途中、ある石碑に目が止まった。石碑には「北辰社牧場跡」と書かれていた。辺りはビルばかりで「牧場跡」という文字が奇異に思えた。碑文を読んでみると、昔、ここに牧場があり、最盛期には4、50頭の乳牛が飼われていたとあった。今からは想像もつかないが、都会のビル街に牛の鳴き声が響く牧歌的な風景が広がっていたと思うと、何とも愉快な気分になった。小さな発見に気を良くした僕は、九段下まで出ると、靖国通りを通って、神保町へ。時々、ポケットからリコーのオートハーフを出してはシャッターを押しながら古書店街を抜けて秋葉原方面へ。電気街をぶらついてからヨドバシカメラへ辿りつく。書籍売場で雑誌「日本カメラ」と「PHOTOGRAPHICA」を買った。久しぶりに散歩をして思ったのは、気分が良いことである。病は気からというから、体調にも散歩は良いのであろう。明日からも日に一度は散歩に出ようと思う。
| 散歩 | 19:46 | comments(2) | - |
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