映画「さざなみ」と「YASHICA」の謎 | 我が漂流記

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映画「さざなみ」と「YASHICA」の謎
JUGEMテーマ:カメラ

  先日、ゴールデンウイーク中に映画「さざなみ」を観に行った。結婚して45年を迎えるイギリスの田舎に暮らす老夫婦の物語である。夫が結婚前に交際していて、一緒に登山中に事故で亡くなった恋人の女性の遺体がスイスの山中で発見されたという知らせが届いたことで平穏だった夫婦の関係がぎくしゃくしていく。映画自体、静かな中にも緊張感が漂っていてとても見応えがあったのだが、夫婦の間で写真についての会話があって、妻が結婚してからの写真が少ないことを嘆いて、もっと写真を撮っておけばよかったという話をするのだが、その会話の中で、夫が「確か古い日本製のカメラがあったはずだ」と言う場面があった。字幕は確か、「古い日本製のカメラ」と表記されていたと思うのだが、その声が僕の耳には確かに「YASHICA」と聞こえたのである。それで、映画の本筋とは関係ないのだが、その後、ヤシカのどんなカメラなんだろう?と気になって映画を見ていたのだが、ついに最後までカメラが出てくることはなかった。途中で、夫が屋根裏部屋にしまっていた亡くなった恋人を写した写真のスライドを妻が見つけて見る場面があるのだが、カラーのスライド写真だった。映画を観終わって、とてもざわざわした気持ちになった。淡々とした日常の映像だけで描かれているにも関わらず、主人公である妻のかき乱されるような不安な気持ちが伝わってきて凄い映画だと思った。
 後で画面には出てこなかったカメラについて思いを巡らせた。夫婦が結婚する45年以上前である1970年前後のヤシカの35mmフィルムのカメラというとヤシカエレクトロシリーズが思い浮かんだ。家にも一台あったが当時かなり売れたカメラだったようだし、可能性は十分にあるだろうと思った。もちろん、映画はフィクションだし、実際にカメラは存在しないのだろうけど、セリフにニコンやキャノンではなくヤシカと書いているところに妙にリアリティを感じたのであった。


映画「さざなみ」公式サイト
http://sazanami.ayapro.ne.jp/
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