本 | 我が漂流記

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こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生
こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生 (文春文庫)
こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生 (文春文庫)
猪瀬 直樹
JUGEMテーマ:読書

 猪瀬直樹著「こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生 」を読んだ。「こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生 」は大正から昭和初期のモダニズムの時代に活躍した作家菊池寛の人生を若い女性秘書の目を通して語る形式で書かれた小説である。読んでみて、菊池寛という作家にとても興味が湧いてきた。菊池寛の作品や、菊池寛に関して書かれた文献を読んでみたいと思った。去年、この小説を原作にした映画「丘を越えて」が公開されたそうなので是非、見てみようと思う。
| | 09:59 | comments(2) | - |
「できる自分」を確認する工夫
頭をよくするちょっとした「習慣術」 (祥伝社黄金文庫)
頭をよくするちょっとした「習慣術」 (祥伝社黄金文庫)
和田 秀樹

最近、『頭をよくするちょっとした「習慣術」』という本を読んだ。著者は、精神科医の和田秀樹さん。和田さんはこの本の中で、復習することが記憶力を維持するのに最も有効な方法であり、復習することを習慣にすることの大切さを解いているのだが、中でも、気分の落ち込んでいる時こそ、復習することが大事だという。和田さんは、落ち込んでいる時に、新しいことに手を出すよりもすでにできていること、得意なことに取り組んだ方が良いと主張する。それは、そもそも落ち込んでいる時は、新しいことを覚えにくいし、やってできないとよけい落ち込んでしまうが、得意なことや、すでにできることを復習することで「自分はできる」ということを確認することが有効なのだという。僕は、なるほどと思った。人生、山あり谷あり、良い時もあれば悪い時もある。調子の良い時は何をやってもうまくいくような気がするが、一端、調子が悪くなると、何をやってもうまくいかず、落ち込んで、何もできなくなってしまう。しかし、そんな時、ただ落ち込んでいるのではなく、自分の得意なことやすでにできることをやることで、自信を取り戻すことができる。特に何かに失敗したり、自分の進路で悩んだりしている時、落ち込んでばかりいたら、益々、不安になって、自らを見失いかねない。そういう時こそ、自分の得意なことを復習して、「できる自分」を確認することが賢明な方法なのだとあらためて認識したのであった。
| | 22:20 | comments(2) | - |
作家の誕生
作家の誕生 (朝日新書48) (朝日新書 48) (朝日新書 48)
作家の誕生 (朝日新書48) (朝日新書 48) (朝日新書 48)
猪瀬 直樹
 日本の近現代文学史を「文章で身を立てる作家という職業の成立史」という観点から猪瀬直樹氏が書いた本である。僕が中学や高校で習った近現代文学史は、単に、作家の名前や作品などを暗記する程度のもので、かえって興味が失せてしまったけれど、この本では、明治から大正、昭和にかけての作家たちが誕生していく様が等身大の人間として、エピソードを交えてわかりやすく書かれている。そこに書かれているのは、学校で教えるような立派な、近寄りがたい、崇高な人物としてではなく、文学で身を立てることに憧れて、雑誌に投稿したり、同人誌を発行する若者たちのルポルタージュとでも言ったら良いだろうか。取り上げられている主な作家は、尾崎紅葉、田山花袋、川端康成、夏目漱石、森鴎外、菊池寛、賀川豊彦、横光利一、大宅壮一、太宰治、三島由紀夫、吉村昭とそうそうたる顔ぶれである。名前だけを見ると、学生時代の条件反射で、敬遠したくなるかも知れないが、それぞれの作家が誕生する時代背景やエピソードが興味深く書かれていて、まるで作家たちの息づかいが時空を超えて聞こえてくるようで、とても面白かった。猪瀬氏の著作を読むのは初めてだったが、他の作品も読んでみたくなった。
| | 22:34 | comments(4) | - |
「散歩カメラ」に行きましょう
カラー版 カメラは知的な遊びなのだ。 (アスキー新書 51) (アスキー新書 51)
カラー版 カメラは知的な遊びなのだ。 (アスキー新書 51) (アスキー新書 51)
田中 長徳
 写真家 田中長徳さんの「カメラは知的な遊びなのだ。」(アスキー新書)を読んだ。以前、「考えるピント―クラシックカメラ実用入門」 (岩波アクティブ新書)という田中長徳さんの著書があったが、今回はクラシックカメラだけではなく、デジタルカメラも含めた入門書となっており、わかりやすい語り下ろしというスタイルである。
 この本の中で「チョートク流カメラ指南十二カ条」というのがあるのだが、中でも、僕が注目したのは、「その八「散歩カメラ」に行きましょう」という項目で、長徳さんが、「散歩カメラ」を提案していることである。それは、多忙な現代人に「わざわざ外国に行かなくても、いつも歩いている自分の散歩コースをカメラを持って歩く」ことを勧めるもので、そこで撮った写真は、「自分が行動したことの一種の証明」となり、「自分のための記録になる」というところに、深い共感を覚えた。僕は職業カメラマンではないのだから、高等な技術を使って上手な写真を撮る必要はない。むしろ、自らの記録を取る意味でシャッターを押すことに意味を感じるのである。
 それでは、早速、散歩カメラに行くとしようか。
| | 23:59 | comments(0) | - |
情報は1冊のノートにまとめなさい
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
奥野 宣之
 僕は学生時代から情報管理には興味を持っていた。渡部昇一著「知的生活の方法」を読んで、京大式情報カードを買っては、いろいろとメモを書きつけたりしたものだった。そして、90年代の初頭、ローンを組んでいち早くパソコンを購入したのも、入力した情報を検索できるというのが大きな理由の一つだった。パソコンを導入したおかげで、何か世界が変わったような高揚感を感じたものである。しかし、検索するには、必ず、パソコンにテキストを入力しなければならない。だからといって、四六時中、いつでも、パソコンを開いて入力できる状態にあるわけではないし、出先で、何かを思いついたり、人と話していて記録しておきたいことがある時は、メモ帳に書き込んでいた。僕は、メモ帳を使い切ると新しいメモ帳にした時点で、あらためて前のメモ帳を見返すこともなく、古いメモ帳は箪笥の肥やしになっていた。本来は、メモ帳の内容をパソコンに入力すれば、検索できて活用の方法もあるのだろうが、もともと不精な僕にはそこまですることはできなかった。
 しかし、この本を読んで、メモ帳の内容の索引だけをパソコンに入力して、検索し、メモ帳を閲覧するという方法に思わず心を動かされた。これなら無理なく、僕にも情報の管理ができるかも知れない。そう思えたのである。さらに、この本に出てくる方法だと、これまでパソコンに入力するには適さない紙の資料や領収書などを手帳にどんどん貼り付けて行くことができるのがとても便利である。何でもとっておこうと思ったものを貼り付けて保存できるからである。おまけに、この方法なら、パソコンのハードディスクがクラッシュしても、索引が消えてもデータが完全に消えることはない。
この方法を試してからおよそ2ヶ月が過ぎたが、僕のA6版のメモ帳は順調に増え続けている。後は、索引の入力を怠らずにすることが肝心である。索引はテキストエディタで作成するので、バックアップをとっておけば、パソコンがクラッシュしても対処できる。しばらくこの方法を続けてみようと思っている。
| | 00:00 | comments(0) | - |
120%オートハーフを楽しむ本
120%オートハーフを楽しむ本 (えい文庫 154)
120%オートハーフを楽しむ本 (えい文庫 154)
Ryu Itsuki
 最近、「120%オートハーフを楽しむ本」という本を手に入れた。僕の好きなえい文庫のシリーズの本である。リコーのオートハーフというカメラは、コンパクトなハーフサイズ版のカメラ。ハーフサイズ版のカメラは、普通の35mmフィルムが使えて、普通のカメラの倍の枚数が撮れる。ハーフサイズ版のカメラはフィルムの残り枚数をそれほど気にせず、どんどん撮れるところが好きである。
オートハーフS
この本によると、僕の持っているオートハーフはSというタイプのようだ。Sはセルフタイマーの意味らしい。発売されたのは、1965年というから、僕よりも少し先輩だ。そんなに古いカメラなのに、今見てもとてもユニークなデザインなのもこのカメラが好きな理由の一つである。ピント合わせも不要なので、何にも考えずに撮れるのも良い。
 この本は、リコーのオートハーフには多くの種類が存在することを教えてくれた。本当にありがたい本である。ただ一つ気がかりなのは、それが、僕の新たな物欲を刺激するのではないかということである。
| | 23:57 | comments(2) | - |
漂流物
漂流物
漂流物
デイヴィッド・ウィーズナー
 写真仲間に頼まれて壊れてしまったライカCLを修理に出しにカメラ屋に行った。店員さんが触ったらあっという間に直ってしまった。「良くある症状なんだ」と店員さんは笑って言った。「ただし、自分で直そうとして壊してしまう人もいる」というので、今度、同じ症状が出ても自分で直そうとせずにやはり、カメラ屋に持って行った方が良いと思った。
 直ったカメラのお礼にと頂いた包みの中から出てきたのは、一冊の絵本であった。タイトルには「漂流物」と書かれていた。これは、なかなか洒落ているではないか。漂流者に漂流物の贈り物とは!中味を見ると、言葉の一切ない絵だけの絵本。しかし、絵を見ているだけで、物語が展開していく。作者のデイヴィッド・ウィーズナーという人は絵で物語りを作る天才だと思った。それは、台詞のないアニメーションのようでもある。ある日、少年が浜辺でみつけた漂流物。それは、古いボックスカメラだった。中を開けてみると、一本のブローニーフィルムが入っていた。少年はそれを写真屋さんに現像に出してみた。そこに写っていたものは…ちょっとシュールな展開もその美しい絵を見ていると違和感なく受け入れられる。カメラが簡単に直ったお礼にもらった不思議な絵本は、僕の大切な宝物になったのであった。
| | 23:46 | comments(2) | - |
銘機礼賛3
銘機礼讃 3 (3)
銘機礼讃 3 (3)
田中 長徳
 田中長徳著「銘機礼賛3」を中野のフジヤカメラで購入。長徳さんのサイン入りである。当初は5月の長徳さんの誕生日に発売される予定であったが、結局12月7日に発売された。どうしてそんなに時間がかかってしまったのかは定かではないが、その分、待っている楽しみができたのは良かったと思っている。実際に手にしてみると、20年前に発売された「銘機礼賛」と2冊目の「銘機礼賛2」と同様の装丁なのが嬉しかった。以前、使っていたものと同じモノを購入しようとしても、どんどん新しいものになってしまい、結局、違ったモノを我慢して買わなければいけない時代にあって、20年という長きに渡って同じシリーズの本が出版されるというのは本当に嬉しいことである。早速、中味を読んでみると、最初にニコンF2が取り上げられていた。最近、僕の周りではフルサイズのデジタル一眼レフカメラのニコンD3が話題になっているが、「銘機礼賛3」の冒頭の文章を読んだ僕は、ニコンF2のアイレベルファインダー付きの方がとても魅力的に思えてきた。なぜなら、ニコンD3はおそらく2年後には古い機種として忘れられているかも知れないが、ニコンF2は発売されてから数十年を経た今も使えるカメラであるからだ。これほど、モノとして魅力を感じるものはない。但し、プロの方にとっては最新のフルサイズの高級一眼レフカメラは仕事をするのに不可欠な道具であろうから、メーカーさんには最新技術を駆使した数十万円はする最高機種を開発して頂きたい。僕は、その最新技術を使ったエントリーモデルのデジタル一眼レフカメラを買うつもりである。それにしても悩ましいのは、新品のデジタル一眼レフカメラの入門機と中古のF2が同じぐらいの値段で買えることである。一生モノの銀塩カメラかすぐに古くなってしまう最新のデジタルカメラか。なかなかの難問である。
 さて、「銘機礼賛3」の見所は、やはり、長徳さんと奥様の対談であろう。こんなにカメラを買うことに理解のある方を伴侶に持った長徳さんは幸せだと思うと同時に、僕らカメラ好きも奥様に感謝しなければならないと思った。なぜなら、長徳さんのカメラコレクションを許さない奥様だったら、「銘機礼賛」は出版されず、その後の長徳さんの著作も生まれなかったかも知れないからである。
 何れにしても半年間待った本であるから、読む方もゆっくりと味わって読みたいと思っている。
| | 23:59 | comments(0) | - |
高瀬舟
文豪の探偵小説 (集英社文庫)
文豪の探偵小説 (集英社文庫)

森鴎外の小説「高瀬舟」と言えば、学生時代、文学史で習い、名前だけは知っていたが、これまで読んだことはなかった。しかし、最近手に入れた「文豪の探偵小説」なる本に収められていたので、探偵小説ならと気軽に読んでみることにした。いざ、読んでみると、時代小説であるからかも知れないが、今ある小説と比べても違和感なくすらすらと読めてわかりやすい。短編ということもあり、一気に読み終えてしまった。
「翁草」に載っていた短い話を鴎外が読んで、安楽死と財産に対する観念の記述がおもしろかったので、小説にしたそうだが、その安楽死のディティールは臨場感を伴って読む者に迫って来る。医者であった鴎外の作品ならではと言ったところだろうか。また、財産の観念については、弟殺しの罪で遠島になっているにも関わらず、今まで喰うに困っていた男が、遠島を言い渡された時に少額の金をもらったことで喜んだことが面白かったので書いたものだそうである。
読み終えて、鴎外がこの作品を発表した年を見て驚いた。1916年とある。今から90年以上前のことである。今読んでも全く古さを感じさせなかったからである。安楽死や財産に関するテーマは今にも十分通用する。
森鴎外の作品をもう少し読みたくなった。

個展開催まであと25日!


漂流者写真展 我が漂流記 2006〜2007 〜あなたは目撃者になる〜

開催期間 2007年9月25日(火)〜30日(日) 
     11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
場所   ギャラリー・ルデコ(6階)TEL 03-5485-5188
http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3−16−3ルデコビル
| | 23:59 | comments(0) | - |
師匠の置き土産
旅するカメラ3
 写真家で僕の写真の師匠でもある渡部さとるさんがフランスはアルルへと旅立った。その置き土産として昨日、僕に一足早く売ってくれたのがこの「旅するカメラ3」という本である。まだ中味の方は読んでいないのだが、この表紙といい、帯の言葉といい、かなりディープな感じに仕上がっていて面白い。まるでこれまでこのシリーズを愛読していたファンを挑発するかのようである。まずは、表紙の真ん中に写っているのは、クラシックカメラではなく、クラシックな引き伸ばし機であるフォコマート2C。「旅するカメラ」というタイトルに「引き伸ばし機」である。そして、帯の方に目を転じると「デジタルが進むほどモノクロプリントの甘さに魅せられる」とある。これも「プリントが甘い!」などと師匠に怒られている僕にしてみれば、もうワケがわからない。きっと、師匠の留守中にこの本を読んでその辺の謎を解いておけということで発売前のこの本を僕に託していったのだろうと勝手に解釈してみたりする。因みに「旅するカメラ3」は7月10日全国一斉発売だそうである。それにしても、こうして留守番をしているよりも僕もアルルに行きたいと思うのであった。

個展開催まで、あと86日!

漂流者写真展 「我が漂流記」(仮題)

開催期間 2007年9月25日(火)〜30日(日) 
     11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
場所   ギャラリー・ルデコ(6階)TEL 03-5485-5188
http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3−16−3ルデコビル 
| | 23:59 | comments(4) | - |
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